日本の安全神話は大丈夫か?

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を見直すと、誰でも知っているようで、実は正しく理解していない知識があります。

我々は、そのような中途半端な常識を選んで、正しい知識を答にする問題を創っていました。

第6回のバーストウで、次のような問題が出されていました。

問・家族も一緒に住んでいる交番は?

答・駐在所

解説 街で巡査が詰めているのは、一般に交番と呼ばれていましたが、これは俗称で正しくは、「派出所「と「駐在所」の事でした。

でも、俗称の「交番」が世界的には有名で、評価されていたのです。

日本の治安が良く、安心できる国と評価されているのは、多数の警察官が街をパトロールする交番のお蔭と言えるでしょう。

しかし、正しくは「派出所」と「駐在所」の2か所があって、一般に交番と呼ばれているのは派出所の事なのです。

これに対して警察官とその家族が住んでいるのは「駐在所」と呼ばれており、人口の少ない町や村にあります。

と、の説明は当時の物で、現在は交番は正しい名称で「派出所」と「駐在所」がこれに当たります。

実は1,994年、警察法の改正で「派出所」から親しみ易い交番に正式名称を変更したのです。

交番

交番には駅の周辺や繁華街にある「派出所」と人口の少ない村や僻地などに於かれる「駐在所」の2種類があります。

派出所には多数の警察官がチームを組み、24時間体制で勤務。徒歩や自転車、バイク、パトカーで、地域を巡回し安全な生活を守ります。

一方、駐在所は1人の警察官が家族と共に住み込んで、近辺の安全を守るのが仕事になっています。

警察官のパトロール中は、家族が駐在所の電話番などをしなければならず、家族ぐるみの大変なお仕事と言えるでしょう。

現在、日本各地には16,000個所の交番が存在し、住民の安全を守っているので日本の安全神話が保たれています。

でも、近頃は外国人観光客が増え、更に出稼ぎ感覚の外国人の犯罪が年々増えています。

その中には、殺人事件を含む凶悪な事件も数多く、日本の安全神話が崩れる恐れが出ています。

オリンピックが近づく現在、日本の安全神話が保たれるよう、警察官の皆さんには頑張って頂きたい。

これは国民すべての願いでしょうね。

そこで改めてお巡りさんに敬礼!と行きたいところです。

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