アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題の中には、世の中の人達が良く誤解をしている知識を試す問題が含まれていました。
例えば食品の材料や種類でも、見た印象、色、味などが似ているために、同類と勘違いするような事があります。
第14回のグアムで、勘違いし易い食品の問題がありました。
問・「コンブ」は環境の悪い場所で育つと「ワカメ」になる。〇か✖か?
答・✖
解説 「昆布」と「ワカメ」は同類と思われている海藻の代表的な存在でしょうね。中にはコンブの若い芽を「ワカメ」と理解している人もいます。
しかし、この海藻は種類が異なり、正式には別物なのです。
海藻図鑑では、昆布は褐藻(かっそう)植物・コンブ科・コンブ属の総称。ワカメは褐藻植物・チガイソ科の海藻と説明されています。
一見同じ物のようですが、でも「ワカメ」は総称の中のチガイソ科という別物なのです。
この問題は、細かい重箱の隅を突くような違いですが、異なる種類である事だけは確かです。
こんな小さな違いを発見して、得意そうに問題を創るとは「意地悪な連中だね」との声が聞こえそうです。
そう! クイズ問題には、回答者側から見ると常にこうした意地悪い側面が存在するのです。
だから、頭を悩ませるし、解れば爽快! 誤答は悔しいと感情がむき出しになります。だから面白いゲームなのでしょう。
本日の裏話は、クイズの愉しみの一端をご紹介しました。
先日、世界の危険外来生物のニュースを見てましたが、わかめは欧米などで繫殖しすぎて生態系を壊しているせいで、忌み嫌われているそうです。
味噌汁などに入れて食べるのは日本(韓国も?)くらいで、他の国ではあまり食べないからなおさら増えるのだとか。
ご返事です。
面白いニュースですね。昆布やワカメは栄養学的に見ても、大変良い食品です。
世界の人がこんなに良い食品を知らないのは、大きな損失です。
栄養不足の人口も多いのに、もったいない話です。
栄養もあるし、食べておいしい食品の宝物。SNSの現代、
日本発で、もっと海藻を食べるキャンペーンをしたら良いのに残念です。
何方か、声をあげてください。
期待します!