アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は「旬の出来事」から作られた設問が良い問題として扱われていました。
その視点で振り返って見ると、30年から40年前の問題が、現代でも通用する場合があります。
要は「歴史は繰り返す」で、昔と現代で同じような出来事が起こり、人々の関心が高まっているという事でしょう。
第7回の後楽園球場の第1次予選で、次のような問題が出されていました。
問・新幹線に踏切りはない。〇か✖か?
答・〇
解説 第7回の前の年、昭和57年に東北新幹線が開通しています。従って当時は新幹線は話題の乗り物で旬の話題でした。
それだけに、新幹線の細部に関する情報は恰好のクイズ問題になっていたのですね。
新幹線には、踏切が在るのか無いのかも当然興味の対象です。
因みに新幹線は旧国鉄時代の昭和39年に、東京~大阪間に開通した「東海道新幹線」が最初で、以後JRに引き継がれた後も全国に次々開通しています。
新幹線は時速250㎞を超すスピードなので、踏切は設置せずに高架か、沿線に高い柵を設置するなど人や車両が侵入出来ない構造になっています。
処が、6月14日九州の小倉駅を出発した東京行き「のぞみ176号」のボンネットが割れ、新下関駅に緊急停車しました。
点検の結果、人体の1部が車輛の下から発見され、沿線には更に人体や衣類が散乱していたとの事故が発生しています。
未だに、事故か自殺か? 謎のままで人々の関心を呼んでいます。
新幹線は、日本の高度成長期のシンボル的な存在で、我が国が世界に誇れる科学技術の象徴とも言えます。
それなのに、新幹線内での無差別殺傷事件、ガソリンをまいての自殺騒ぎなど事件が多発しています。
一方、オリンピックを控え、テロリストのターゲットになり易いとの説もあります。そのため乗客のチェック方法が検討されています。
大人も子供も大好きな夢の新幹線。
本日の裏話は、クイズ問題の宝庫である新幹線を取り上げました。そして何よりも新幹線の安全神話よ永遠なれ!と願いたいものです。
こんばんは、ノリです。
僕も20年ぐらい前に東海道新幹線で
旅行に行ったことがあります。
確かに新幹線に踏切はありませんでした。
新幹線にまつわる問題といえば
第10回のハワイの敗者復活戦でもありました。
問題:東海道・山陽新幹線の駅名は?
答え:東京、新横浜、名古屋、京都、広島など
確か河内さんの奥さんが『大阪』と答えて
敗退になりました。
留さんが「『新大阪』でなければダメです。」と
言っていたのを覚えています。
新幹線の駅名の問題は今となっては
当たり前の問題になりましたね。
新幹線は駅名は当たり前過ぎて、今では面白い問題とは言えないですね。
鉄道マニアが多いので、彼らが「あっ!」と驚くような発見を探して欲しいものです。
難しい注文ですがね。