アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を振り返ると、日本の懐かしい習慣や出来事、行事などの設問があります。
中には、昔から脈々と続く子供達の遊びに関する問題がありました。早口言葉です。
昔は兎も角、現代ではそんな遊びは皆無かと思ったら、実は今でも新しい言葉を加えた「早口言葉」があるのです。
ウルトラ・クイズでも昔から続く定番の「早口言葉」の問題が、第11回のデビルスタワーで出されていました。
問・早口言葉の問題。「屏風に上手に絵を描いた」のは誰が何の絵を描いた?
答・坊主が坊主の絵を描いた
解説 この問題は早口言葉の定番中の定番で、誰もが遊んだ経験がある言葉でしょう。
その他、定番では「生麦、生米、生卵」など、懐かしい言葉が次々思い浮かぶ事でしょう。
実は、最近でも若い子供達の間で流行っているようで、1番人気は「肩たたき機」だそうです。
確かに、早口でこの言葉を繰り返すのは、かなり難しいかも知れません。
因みに、傑作と思える早口言葉は人気ランク6位だそうですが、「キャッキャッ感のキャリーぱみゅぱみゅ」だとの事。
彼女は、芸名の印象度を強めるために、こうしたややこしい名にしたのでしょうが、見事に成功ですね。
現代では、言葉を職業とするアナウンサーの訓練で、早口言葉が使われているそうです。
現役のアナウンサーでも、本番前に必ず早口言葉で発声を調整している人は多いと言います。
古い時代から続く「子供達の遊び」が、現代のビジネスの世界で生かされているのも面白い話ですね。
本日は、子供の遊び早口言葉の今と昔を考えてみました。