危険な薬物のお話

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を振り返ると、日本の公官庁や法律に関する常識的な問題が出されていました。

クイズは知識を競うゲームですから、日本人としての知っておきたい常識問題が出るのは当然ですね。

日本の公官庁に関する、基礎的な問題が第14回のタヒチで出題されていました。

問・麻薬が世界的に問題になっていますが、日本で麻薬取締官、いわゆる麻薬Gメンが所属する省庁はどこ?

答・厚生省(現・厚生労働省)

解説 麻薬Gメンは、暗黒街と戦うヒーローですね。古くはアメリカの人気テレビドラマアンタッチャブルがありました。

FBIのネス隊長達が、アルカポネを筆頭とするマフィアとの戦いでお爺さんやお父さんが若い頃に熱中した番組でした。

昭和30年代、テレビ初期のヒット番組でした。

話は日本の麻薬取締官に戻ります。

現代は厚生労働省の職員ですが、暴力団組員達との危険な取り締りもあるため、警察官と同じ訓練を受けています。

同時に、拳銃や手錠の携帯も許され、被疑者を逮捕する権限もある危険な仕事なのです。

当然の事ながら、被疑者の張り込み、尾行など警察官と同じ激務があり、一般公務員のような仕事ではありません。

自分が自由に使える時間も限られており、正義感に燃える若者でないと、務まらない職業と言えるでしょう。

処で麻薬とは? の疑問もあるでしょうね。厚生省の基準では陶酔感を伴い、習慣性を生じやすい薬物としています。

代表的には、モルヒネ、コカイン、大麻などがあります。

中でも、依存性や致死性の高いアヘンやコカイン等の麻薬は、国際協力で厳しく規制されています。

時々有名な芸能人やスポーツ選手が、麻薬Gメンに逮捕されニュースになりますが、大抵が2回3回と繰り返しています。

残念ながら、遺志の弱さと誘惑に負けてしまうのでしょうね。

本日の裏話は、誘惑に負けると怖い事になる麻薬のお話でした。本人だけでなく親や兄弟にまで迷惑な事ですからね。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください