アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題の中には言葉というジャンルがあり、四文字熟語を覚えていると有利です。
何故なら漢字の問題、熟語の意味、熟語の反対語は? 等クイズ問題になり易い知識が沢山含まれているからです。
第8回のハワイで、四文字熟語を問う典型的な問題が出されていました。
問・何かをするとき、ひたすら他人の力を当てにすることを〈何本願〉という?
答・他力本願
解説 これは鎌倉時代前半から中期にかけての僧侶・親鸞によって広められた言葉ですね。
多分、中学の国語の時間では、次のような意味を学んだ事だと思います。
親鸞は浄土真宗の開祖であり、他力本願とは仏教の基本で、全ては阿弥陀様によって救済されるとの意味です。
クイズは他力本願では、勝ち進む事は出来ません。反対に頼れるのは自分の力で這い上がる「自力」でしょうね。
ノーベル賞を取るような秀才、金メダルを取るスポーツマンなどを天才と呼びますが、彼らは天才と呼ばれる事を嫌います。
何故なら、他人知れず努力を重ねて栄冠を勝ち得ているので、天から与えられた才能だけでは無いという事でしょう。
間もなく一年も終わりますが、今年話題になった著名人も、皆さん努力を重ねた結果だった筈です。
そこで年末の決まり文句「来年こそは頑張ろう」。
本日の裏話は、来年こそは三日坊主と言われないようにしたいものですね。