万里の長城の七不思議?

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題に限らず、日本一、世界一など一番を問うのはクイズの定石と言えます。

定石という事は、その事を問うだけでなく、それに関する知識を多く記憶していれば、それだけ有利になるのは当然ですね。

その典型的な世界一に関するクイズ問題が、第6回のニューヨーク決勝で出されていました。

問・秦の国を建て、万里の長城を築いた、中国の皇帝は誰?

答・始皇帝

解説 万里の長城は世界一長い建造物として有名で、現在も世界中から観光客が訪れている中国の目玉観光地と言えます。

歴史的には、紀元前214年に始皇帝によって建設されたもので、その長さは6,259・6㎞とされています。

2,000年以上も昔に、よくその様な建造物を建設出来たものだ、と始皇帝の権力に誰もが驚きます。

しかし現実は、それより昔から権力者達は自分の国を守る塀として、長い城を建てるのが習慣になっていたとの説がありました。

始皇帝はその建造物を繋ぎ合わせて、一本の城にまとめた権力者であったとの説が有力になっているのです。

確かに、現代のような機材もない時代に人間の手だけで、あれだ けの建造物を創るのは不思議としか思えません。

同じでもエジプトのピラミッドは、制作の工程が科学的に証明されているので納得する方も多いでしょう。

七不思議とされていた万里の長城も、多くの権力者の合作で、一本に纏めたのが始皇帝との解釈は理解出来ます。

これが真実で、これからの歴史では不思議な事は何もないと理解するべきでしょう。

本日の裏話は、地球上で一番大きな建造物の不思議な謎の一端を覗いてみました。

因みに、時代と共に劣化している部分も多く、その辺は秘密の多い中国だけに詳細は不明だそうです。

これを外国人が調査するなど行動を起こすと、怖い事になるかも知れません。君子危うきに近寄らず孔子様も仰ってますね~。

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