アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人が知っていて役に立つ常識を問う問題が多数ありました。
6月は「梅雨の季節」で、昔から梅雨時の常識というものが数多くあり、代々伝えられていました。
梅雨時は湿気が高いのでカビが生え易く、特に食品の保存法など健康管理の常識が伝えられていました。
例えば生ものは食べるな。食べるなら煮たり焼いたり火を通したほうが良い。
梅雨時には細菌の繁殖による、食中毒を防ぐための方策が必要だったのです。
梅雨時に関するクイズ問題が、第16回のキャメロンパークで出されていました。
問・腸詰菌とも呼ばれ、主に肉類の食中毒の原因になっている菌の名前は何?
答・ポツリヌス菌
解説 肉類による食中毒の主たる菌はポツリヌス菌で、この毒素は過熱によって破壊されます。
現代は冷蔵庫が普及しているし、この時期に肉や魚に関しては各家庭で注意しているので食中毒は減っているようです。
しかし、コンビニで購入した弁当、外食、学校給食等では時々食中毒が発生し、ニュースになっていますね。
何れにしても梅雨時は、高温多湿でダニやカビの繁殖が盛んです。従って体調を崩しやすいシーズンと言えます。
とは言え、この季節は藤の花に続いて紫陽花、あやめ、菖蒲など自然界は花盛りです。
花の好きな熟年層、高齢層の皆さんの中には梅雨時は大好きとの方も多いようです。
老若男女問わず健康に留意し、熱い夏に備えて頑張りたいものですね。
本日の裏話は、梅雨時の食の常識のクイズ問題から、間もなくやって来る今年の夏を想像してみました。
異常気象は更に続き、灼熱の夏になりそうとの予想もあるようです。
そうなると日本は世界地図で温帯地方から変更して熱帯地方に衣変え、なーんちゃって……。