アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、何時でも変わらない恒久的な常識と、時代に合わせたタイムリーな問題がありました。
タイムリーな問題は、その時の話題ですから挑戦者も競って早押しボタンを押す事になります。
我々は、挑戦者が平均的に競うのが理想的な進行と考えていたので、常にタイムリーな問題を適当な間隔で入れていました。
これは早押しクイズに限らず、他のクイズ形式でも同等の割合だったのは言うまでもありません。
第15回のモハーベ砂漠のバラマキ・クイズで出された、タイムリーな問題は当時世の中の関心を集めていた問題でした。
問・「愛国心」という意味がある、アメリカの誘導式迎撃ミサイルの名称は何?
答・パトリオット
解説 この時代は湾岸戦争の真っ最中で、新しい兵器が連日のニュースで報じられていました。
その一つは攻撃ミサイルのトマホーク。それに迎撃ミサイルのパトリオットですね。
パトリオットはコンピューターの誘導システムで、マッハ3の超音速で目標を迎撃する新兵器でした。
令和の現代も、28年前の当時と似た状況で、中東の国々が攻撃を行い、トランプ大統領も参戦の意向を示しています。
こうなると、「第二の湾岸戦争」に発展する危険性が大で、世界中の人々の高い関心を集めています。
この中東の緊張状態は、日本も他人事ではなく、何時隣国から攻撃されるか解らない危険な状態とも言えます。
日本国憲法では、戦争放棄を名辞していますが、国会では憲法改正の話も出ているので我々国民も目が離せません。
振り返れば有史以来、世界中で戦争が絶えた時代はありません。でも、人間は他の生物とは異なり思考能力があります。
四〇〇年も昔にパスカルさんが言ってますよね。「人間は考える葦である」って。
そんな事言っても、欲望が強いのも人間ですから、これを捨てるのは並大抵ではありません。
本日の裏話は、戦争の新兵器のクイズ問題から、世界平和を考えて見ましたが難しい課題で答えは出ませんね。
結論! 答が出ないのはクイズ問題にならないので、採用出来ません、なーんちゃって本日は纏まりのない話でごめんなさ~い。