和食の調味料は最高

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は日本人の伝統、生活習慣など日本人としての基本的常識を問う問題が多数ありました。

一般常識は、会社や学校などの団体生活で学ぶのと、各家庭で代々伝わる習慣や常識がありますね。

特に家庭で学ぶ生活習慣は、住む地域や地方など全国的に見れば異なる事もあります。

そんな中で、日本国中で常識になっている言葉や事象もあり、そんな問題をご紹介しましょう。

第11回のロスアンゼルスで出された次の問題です。

問・自分を自慢する事を台所の調味料を使って何という?

答・手前味噌

解説 味噌は日本料理には欠かせない、重要な調味料で歴史的には奈良時代に遣唐使が持ち帰ったと伝えられています。

基本的には大豆に塩、麹を加えて発酵させます。材料によって、大別すると三種類に分類されています。

大豆に米麹を加えた「米味噌」。大豆に麦麹を加えた「麦味噌」。大豆の麹で発行させる「豆味噌」。

室町時代になると、地域によってそれぞれの穀物を使って「麹」と塩で独特の味噌をを作り名産にしていきました。

戦国時代には、握り飯と味噌が兵士の食料として重宝されたという話も伝わっています。

また、味噌は材料さえ揃えば各家庭でも作ることが出来、「自分の家の味噌が美味い」と自慢する者が現れます。

こんなところから「手前味噌」という言葉が誕生しました。

更に「赤味噌」「白味噌」など、それぞれ好みの味によって家庭での味も変わってきます。

何れにしても「味噌汁」は日本人の家庭には欠かせない貴重な食物には変わりありません。

本日の裏話は、日本語の語源の問題から、日本食で重要な役割を果たす「味噌」の歴史を覗いて見ました。

でも、最近の若い家庭では、パンにサラダにスープとの洋食派も多く「もっとお米を食べましょう」と政府も懸命だそうです。

何んと言おうが、日本人なら一日一回はお米を食べましょうよ。沢庵パリパリでお茶漬けなーんていうのも最高ですね~。

 

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