の主人公と勘違いして「姿三四郎」と勘違いするかもしれません。
姿三四郎の作者は夏目漱石ではなく、富田常雄の長編小説で映画化をはじめドラマ化されるなどの人気作品でした。
一方、夏目漱石の「三四郎」は九州の高校を卒業し、東京帝大に入学するため上京します。
1,908年(明治41)から朝日新聞に連載された漱石の長編小説です。九州の田舎町から上京した三四郎と都会人との交流です。
都会の人々との体験や恋愛模様が様々な形で描かれています。彼の作品としては「それから」「門」へ続く三部作の一つです。
作中、三四郎と美彌子が出会った東大校内の心字池は、この作品に因んで「三四郎池」と呼ばれ東大生にはお馴染みの名所です。
本日の裏話は、夏目漱石の小説の問題から「三四郎」という登場人物のお話でした。
小説の中には、同性同名の人物が時々登場しますが、作品をシッカリ読んだ人なら確実に正解出来るという典型的な問題でした。
漱石の「小川三四郎」と富田常雄の「柔道の姿三四郎」は共に映画化やドラマ化された青春時代のヒーローです。
どちらが恰好良いか? 昭和生まれの皆さん、どちらかな~。