アメリカ横断ウルトラ・クイズのクイズ問題を振り返って見ると、面白い事に気が付きます。
クイズ問題は、時代の出来事を素早く反映させて問題化していましたが、今あの時代と同じような問題が通用しそうです。
第12回のパシフィカで、次のような問題が出されていました。
問・比較的狭い特定の地域で、数多く発生する地震を何という?
答・群発地震
解説 現在は神奈川県箱根の大涌谷近辺で、群発地震が発生し、テレビでは毎日のようにニュース番組で現状をライブで報告しています。
箱根は日本を代表する観光地なので、人々の関心も高く何時まで続くのか注目の話題なのですね。
これだけ放送されると、群発地震という言葉も日本語として常識化され、クイズ問題としては超易しい問題になってしまいます。
実は1965年から5年半もの間、長野県の松代付近で群発地震が続き、話題になっていました。
この状況は松代の群発地震という言葉で、多くの日本人の記憶に残った言葉でした。
そんな同じような状況が、今年は45年ぶりに箱根の大涌谷で発生してしまったのですね。
地震、雷、火事、親父と昔から日本人は「怖いものベスト4」の第一番に挙げていました。
今回の大涌谷の群発地震、大きな被害を出さずに、ゆっくりと終息に向かって欲しいものです。