果物の美味しい季節です

アメリカ横断ウルトラクイズの問題は日本人の一般常識を基本に創られていました。

常識の中でも男女の知識、年代差による知識など幅が有るのは当然でしょう。

その中でも女性なら年齢の差に関係なく、誰でも正解出来る分野があります。

例えば、流行に関する知識は年代に関係なく女性全般に興味があるでしょうね。又、料理に関しても大多数が興味を持ちます。

我々は男女別、年齢別など挑戦者を幾つかの枠に分類し、時と場合によってクイズ問題を選択して出していました。

或る時、女性ならば年齢に関係なく誰かが確実に正解出来るであろう問題を出した事がありました。

第14回のレイクミシガンでのクイズでした。

問・日本で最も広く栽培され、「種なしブドウ」でも知られているブドウといえば?

答・デラウェア

解説 アメリカ原産の種無しブドウで、成熟時は赤紫色。直径は10mm~13mm程度の小粒です。

日本には1872年(明治5年)に初めて輸入されましたが、種無しという事で珍しく人気がありました。

山梨、長野、山形、岡山が生産地の上位で有名、桃の産地と似ていますね。

葡萄は色で大別すると、薄紫系黒系、緑系の三種類に分類できます。各色毎にワインの材料になります。

ワインの話になると「ワイン通」の人が多く、それぞれ薀蓄好きなので又の機会に書く事にしましょう。

今はゴートゥ・ジャパンで旅を愉しむ方が多いですね。そこで葡萄の産地を訪れ家族で「ぶどう狩り」を愉しむのは如何?

世の中が大騒ぎした今年の良い記念として、家族の思い出旅行に持ってこいの情報ではないでしょうか?

本日の裏話は、女性に強いクイズ問題から「今が旬の葡萄」の情報になってしまいました。

処で、種無し葡萄はどのようにして、子孫を残すのでしょう? そんな事は専門家がキッチリ考えています。

余計な心配はやめて美味しいワインを探した方が良いですね~。

未知との遭遇の舞台で大笑い

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。

現在でも時々話題になる出来事で、一般の日本人なら常識的な言葉になっている事象が、第14回のレバノンで出されていました。

レバノンは周囲を見渡せば、地平線の彼方まで見渡せる平坦な田園風景で、この地でも有りそうな問題です。

問・UFOの着陸跡ではないかといわれている、畑に突然現れる謎の円形図形は何?

答・ミステリー・サークル

解説 これには「宇宙人のいたずら説」「異常なつむじ風説」「特殊な磁場説」などがあり、真相はミステリーです。

中でも人々は夢が好きなので「UFO説」を信じたいようで、テレビの番組で時々この現象をテーマに特集が放送されて居ました。

この種の番組は、UFOの肯定派と反対の否定派の代表者を出演させ、熱い舌戦が繰り広げられるとお決まりのパターンです。

我々の木曜スペシャルでも、UFO信者の代表的なプロデューサーがいて、退職した現在でも健在に活躍しています。

広い宇宙には、人智の枠を超えた世界が存在しても不思議ではなく、彼らがUFOに乗って地球に来ている説も否定出来ません。

実は我々の番組も、スピルバーグの名作映画「未知との遭遇」のラストシーンの舞台、デビルスタワーへ行った事があります。

第11回で、本来のUFOからのばら撒きクイズをやりたかったのですが、不可能だったので地元のインディアンの皆さんに変更。

彼らが昔のように裸の馬に乗って、クイズ問題をばら撒く役をお願いしました。

処が、現代のインディアンは裸の馬には慣れていません。そのため落馬する人が続出し同行の医師が大活躍、笑い話でした。

本日の裏話は、謎の物体であるUFO関連のクイズ問題から、空飛ぶ円盤のお話でした。

そう言えば、アメリカ空軍に今年四月「アメリカ宇宙軍」が創設されたというニュースが有りましたね。

UFOの襲来に備えるのか? いや人工衛星による長距離弾道の防御が目的なのか? 想像はさまざまです。

結論は多分「後者でしょうね」。宇宙人との戦いなんて、コロナ騒動以上に御免蒙りたい事件ですよ。

世界に平穏無事な日が、一日も早くやって来ますように~。

 

 

アメリカ大陸の歴史を覗くと…

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。

日本人の一般常識を知っていれば、それだけで勝ち進む事が出来る訳ではありません。

クイズ番組は日本に限らず、世界中の森羅万象から問題が創られるので、より多くの知識を蓄積しなければなりません。

例えば、世界の常識と思われている事象でも、真実は別にある場合もあり、我々はその抜け穴を見つけて問題を創っていました。

第5回のサイパンで行われた「泥んこクイズ」で、その抜け穴的な問題が出されていました。

問・あのコロンブスは死ぬまでアメリカ大陸をインドだと思っていた。①正しい ②誤り

正解 ①

解説 アメリカ大陸が、何故「コロンブス大陸」呼ばれていないのか? クイズ問題作家が疑問に思い調べて見たのです。

アメリカの名はどこから付いたのか? 実はこの時代の探検家アメリゴ・ベスプッチが南アメリカを探検し新大陸であると発表。

その為、彼の名に因んでアメリカと呼ぶ事になったのです。

最初の移住者は1620年、メイフラワー号に乗ってイギリスから渡ったWASP(ワスプ)と呼ばれる人達です。

これは白人・アングロサクソン・プロテスタントの頭文字を取った命名でアメリカ社会の中核となったのです。

また、ヨーロッパ各国の国民が、それぞれが自分の国の植民地にしようと競って中南米に渡りました。

現在のメキシコは16世紀初頭にスペインのコルテスが兵を率いて上陸し、植民地化したのです。

それまでは、古い歴史と文化を持つ「アステカ帝国」の土地を力ずくで奪い取ったのです。

その後、300年もの間スペインの植民地でした。しかし、18世紀を迎えアメリカの独立戦争を皮切りに独立ブームが起こります。

ブラジルはポルトガルの植民地でした。従って、現在の公用語はポルトガル語です。

また、アルゼンチンはスペインやイタリア系の民族が移住し文化と言葉を持ち込みました。

スペイン語が公用語ですが、イタリア語、英語など故郷であるヨーロッパの言語が通用するようです。

我々は南米の国を数カ所回ってクイズを行いましたが、英語はどの国でも通用したので、旅をする方は参考にして下さい。

本日の裏話は、アメリカ大陸を発見したはずのコロンブスの名が何故無いのか? クイズ問題で判明した歴史のご紹介でした。

南北アメリカ大陸は、昔から無人の大陸では無かったのです。アメリカ・インディアン、アステカ帝国など先住民が居たのです。

それを、大航海時代にヨーロッパの白人が分捕ってしまったという歴史があり、日本は植民地にされずに良かったですね。

当然ですよ。日本人は大和魂あるから強いですよ~。

 

 

 

幸運の落とし穴

アメリカ横断ウルトラクイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。

一般常識ですから、知っている知識を素直に行動に移せば問題は発生しません。

処が、知らないで行動すると周囲に迷惑を掛けたり、法律違反を犯し思わぬ結果を招き兼ねません。

一般常識を知っていれば問題は有りませんが、知らないと大きな損失をする事もあります。

第4回のニューヨーク決勝戦で、下手をすると損をする典型的な問題が出されていました。

問・せっかく当たった宝くじ、時効は何年?

答・一年

解説 賞金支払いの開始日から一年で無効になります。この年の無効金額はザッと二十億円にもなったのです。

宝くじを買うに付いては、何処の売り場が当選の確率が高いのか? 調べる人は多いですね。

因みに東京圏では、西銀座のチャンスセンターが長年にわたり人気第一位です。

買う時には気を配り、神棚に収めて「当たりますように」とお祈りをしたのに、発表日を忘れるとは神様も大笑いですよ。

こんな失敗を避けるために、発表日は必ずカレンダーに記入する癖を付けるのが賢明でしょうね。

あれから約四十年を経た現在の状態は? 調べて見たのでご紹介しましょう。

平成26年=161憶円。28年=181憶円。30年=127憶円。飛んでもない莫大な金額が無効で消えてしまっているのです。

でもご安心ください。宝くじの収益金や時効当選金は地域の自治体に還元され公共事業に活用されているのです。

従って「ものは考えようです」。自分の当選金は気前よく寄付したのだ、と考えましょう。気分は爽快になるでしょう。

本日の裏話は、宝くじの当選に関するクイズ問題から宝くじのシステムに関するお話でした。

「宝くじ」とは一攫千金の夢を求める買い物です。当たるも外れるもあなたの運しだい! 

長年買っているのにハズレばかり。それが宝くじの本質で~す。

 

文学問題の要点です

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。

クイズは日本の問題だけに限らず、世界中の森羅万象が対象なので、挑戦者はより多くの知識を備えなければなりません。

幅は広く、奥行きはそれほど深い必要は有りませんが、適度の知識があれば先へ進む事が可能な番組でした。

第16回の東京ドームでの○×クイズで、早くも世界のクイズ問題が出され、挑戦者も迷った事でしょう。

問・「シンデレラ」と「眠れる森の美女」。原作者は同じである。①正しい ②誤り

答 ①正しい

解説 二つの作品共に子供の頃に読む人が多いですね。特に女性は読む確率が高いので、有利な問題だったと言えるでしょう。

女性の友達同士で参加していた方は、互いの記憶力を呼び戻しヒソヒソ相談して決断していたようです。

作者は共にシャルル・ペローで、何と1,697年に書かれた作品で世界中の子供達に読まれた名作童話でした。

世界の著名な童話作家と言えば、アンデルセン、グリム兄弟などが有名ですね。

彼らの作品名、登場人物を記憶するだけで世界の童話関連の問題は大体クリア出来るでしょう。

また、日本では宮沢賢治が童話作家と詩人としても知られていて、その作品名を記憶するのはクイズ道の常識と言えます。

本日の裏話は、世界的に有名な童話のクイズ問題から、童話に関する内外のクイズ問題になりそうな要点のお話でした。

文学作品のクイズ問題の場合、作者と作品名を結ぶのは超易しい問題であり、少なくとも一度は読んで置くのが理想です。

何故なら作品の登場人物、筋書きなどを問うのが一般的なクイズ問題だったからです。

クイズ地が海外の場合、文学問題で作者と作品名を問うような超易しい問題は、皆無だったことを付け加えおきます。

処で、一夜にして幸運を掴む事を「シンデレラ・ボーイ」「シンデレラ・ガール」と呼び単語として確立していますね。

特にスポーツ界で多用されていますが、勿論物語と同様に日頃の訓練のたわものが結果を生んでいます。

遊んでいてある日突然「シンデレラ」にはなれません。この辺をシャルル・ペローさんも計算にして書かれているのですよ~。