知力、体力、時の運。3拍子は揃わない!

アメリカ横断ウルトラクイズで、勝ち残るのは宝くじに当るくらい難しいといわれます。 クイズ番組ですから通常で言えばクイズに強い人が勝者になるのですが、この番組は通常での番組ではありません。 知力の他に体力時の運が味方してくれないと、敗者になってしまうという落とし穴が仕掛けられてあったのです。 しかも、その落とし穴があちこちに仕掛けられているのですから、挑戦者としては一日たりとも安心できない状況に追い込まれていたわけです。 続きを読む

偉人の盲点を探す

アメリカ横断ウルトラクイズのクイズ問題は、一味違った視点でクイズ問題を作っていました。

例えば世界的に有名な作曲家や小説家、画家などの問題でも、単純に作品名と作者名を結びつけるような問題は極力避けて、その人物を少し突っ込んで調べ、その中から面白いエピソードを拾い上げて問題にしていました。

例えば、後期印象派の画家で「ひまわり」の作者は誰? という問題がありました。

ひまわり

普通のクイズ番組なら、これも立派な問題として出題される事でしょう。しかし、我々のクイズ会議では「どこが面白いの?」と拒否をされるのが目に見えています。

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本番直前に泥んこクイズが中止

アメリカ横断ウルトラクイズの名物クイズ形式の中でも、期待の大きいのはグアムで行われる「○×泥んこクイズ」でした。

挑戦者の中にはこれをやりたいために、一年間待ってようやくグアムまでたどり着いたと期待を込めて、泥んこプールに飛び込んで行った人も沢山いました。

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それほど楽しみにしていた「○×泥んこクイズ」が中止になった事が2度ほどありました。

理由は台風によって、中止せざるを得なくなってしまったのです。

このブログでもその経緯を書いた第16回と、その2年前の第14回です。16回の時は前日に中止が決まっていましたので、混乱は避ける事が出来ましたが、第14回は当日の朝になって中止が決まったのです。

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