アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題の中には、世の中で知られた名言、格言など言葉に関する知識を問う問題が多数ありました。
言葉は知っているけれど、誰が発した言葉なのかを知る事で、その意味に重みを感じる場合があります。
「流石に良い言葉を残すものだ」と、人々の人生の糧になるのが、格言の意味なのかも知れません。
第14回の東京ドーム、第1次予選で次のような問題が出題されていました。
問・「豚に真珠」とはイエス・キリストの残した教えである。〇か✖か?
答・〇
解説 価値の解らないものには、貴重なものも意味がない、この言葉の意味は誰でも知っているでしょうね。
同義語では、「猫に小判」「馬の耳に念仏」などが有りますが、まさか「豚に真珠」がキリスト様の教えなのはクリスチャンでもご存知ないかも知れません。
実は「新約聖書」マタイ福音書の第7章にしっかりと記録されている教えなのですね。
歴史に残る偉人は、後世に有名な格言や、辞世の句を残していますが、こうした言葉を自分の「座右の銘」にしている方もいます。
折角知り得た知識だから、自分のものにしてしまおう、このちゃっかり精神は学ぶべきでしょう。
何気ない言葉の出所を調べる知識欲、これが知識の蓄積となり、やがてクイズ王への道になるようです。