アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、新しい知識と普遍的な知識が混在していました。
今年は「森友学園」「加計学園」問題が大きな話題で、地方の大学に関する知識が増えましたね。
特に、獣医学部が不足している県が、新たな大学を誘致したいために起きたのが、加計学園問題でした。
では、地方の大学を出た卒業生は、その地方に根を下ろさなければならないという決まりがあるのでしょうか?
卒業生は住みたい場所、仕事の条件によって、何処で働くのも自由。これは憲法で保障されています。
そうした地方大学に関する問題が、第16回の東京ドームの〇✖問題で出題されていました。
問・すべての都道府県には、必ず国立大学がある。〇か✖か?
答・〇
解説 大学受験の経験者にとっては、超が付くくらい易しい問題だったでしょうね。
国立の総合大学は、全国の都道府県に最低一校は設けられています。
中でも旧帝大と同格が全国に7校あります。勿論、教育のレベルを揃えるための配慮でしょうね。
それぞれの学部に特徴があり、伝統に憧れて、学生たちは受験校を選別しているのでしょう。
ノーベル賞を一番取っている大学は? 人数だけを比べると東京大学が9人で第1位です。
とは言え、京都大学も多いし、名古屋大学も連続して受賞するなど話題になりました。
ノーベル賞が出たついでに、関連のクイズ・ネタを幾つか挙げて見ましょう。
ノーベル賞で一番多いのは、物理学賞で11名。年齢で若い受賞者は湯川秀樹氏で42歳、京都大学(物理学賞)。
次に若い受賞者は2002年、田中耕一氏で43歳、東北大学(化学賞)。
受賞者が0は経済学賞で、この分野で初の受賞者は恐らく、クイズ問題の定番になるでしょう。
また、日本人の受賞者は25人。とはいえ外国に比べると数では全く敵いません。
1位はアメリカの338人、2位イギリスで115人。3位ドイツが82人で世界のベスト3。
アメリカの大学では、有名教授はほとんどノーベル賞受賞者だ、と言われるくらい多いそうです。
国が変わるとレベルも異なる、日本人は頭が良いと自負していますが、きっと勘違いが多いが正解かもね。