アメリカの歴史・第一歩は?

アメリカ横断ウルトラクイズの問題は、クイズのご当地アメリカに関する設問が多いのは当然と言えるでしょう。

挑戦者も、その事は十分に理解していたので、アメリカの歴史を大雑把に予習して、ロケに参加していました。

アメリカの歴史の第一歩は、イギリスからメイフラワー号に乗った清教徒達が、アメリカ大陸に上陸した時から始まります。

その第一歩に関して、ズバリ求めた問題がありました。第7回のボストンで出された次の問題です。

問・メイフラワー号に乗った清教徒たちが、上陸した土地はどこ?

答・プリマス

解説 アメリカの歴史としては重要な地名ですが、一般にはあまり知られていないのが現実ですね。だから問題にしたのです。

1,620年に清教徒を乗せたメイフラワー号が到着したのは現在のマサチューセッツ州のプリマスでした。

清教徒達は、イングランドの都市プリマスから船に乗ってアメリカ大陸を目指したのです。

出港した時の港名に因んで、当時は名も無い海岸だったので、到着地も同じ「プリマス」と名付けられたと記されています。

ボストンに近く、現在の人口は51,000人。アメリカの故郷と呼ばれ、人気の高いか観光地になっています。

本日は一般には知名度が低いが、でもアメリカ大好き人間への情報として、アメリカの歴史の第一歩の地名をご紹介しました。

 

注目の出来事の行方

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を振り返ると、現代の世の中にも、ピッタリ合致する問題を発見する事があります。

先日来、メディアで大騒ぎになっている、大相撲・横綱日馬富士の暴力事件がありますね。

加害者、被害者の言い分が極端に異なり、相撲ファンとしては何とか平和的に解決して欲しいと願っています。

そんな現代の相撲ファンの気持ちを問うような問題が、第13回のショットオーバーで出されていました。

問・「四方八方が丸く収まる」という意味がある芝居や小説の最後の場面を何という?

答・大団円

解説 辞書によれば団円は結末・最後の場面となっています。小説・芝居などの結末を大団円と呼んでいます。

今度の出来事も、相撲ファンなら誰しも「丸く収まって欲しい」と思うはずですが、メディアに登場する人は2分しています。

一方は貴乃花親方側、片や相撲協会側に分かれ、両者の応援団的な関係者が、ある事無い事、無責任な噂をばら撒いています。

貴乃花親方は一時代を築いた相撲界の功労者です。特にガチンコ相撲で、正論の持ち主が評価されていました。

「貴乃花親方」の画像検索結果

この様な立派な功績がありながら、今回は相撲協会と徹底的に戦う姿勢で、これが理事長選挙の私怨と憶測されています。

折角立派な功績を持ちながら、騒ぎが永引けば、世の中の評価も変化してしまうでしょう。

意地を張るのも立派。でも、協会の理事ですから円満に話し合うとの姿勢も持って欲しいですね。

現在では協会の理事全員を敵に回し、孤立無援の状態になっています。折角の業績が有りながら惜しい状況です。

日馬富士は潔く引退。それなのに一方が聞く耳を持たぬでは、世論も変化するかもしれません。

特に、被害者の弟子が将来相撲界に残れるように動いて欲しいし、それでこそ立派な親方との評価を得られる事でしょう。