蛇って好き、嫌い?

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。

本日はまだ正月なので、今年の夢に関するクイズ問題をご紹介したいと思います。

昨年から現在も続いている不安は「コロナ騒動」と言えます。今年は絶対に終結して欲しいと願うのは誰しも同じです。

この騒動で、一番活躍したのは医療に携わる皆さんだったのは周知のことです。

そこで、医療に関する問題をご紹介しましょう。第12回のフェゴ島で出された次の問題です。

問・日本医師会のシンボルマークになっている爬虫類は何?

答・蛇

解説 蛇が杖に巻き付いているマークは、病院などで見た事があるデザインですね。これは世界共通です。

理由は医術の神・アスクレピオスのシンボルがヘビだった事から医学のデザインに使われるようになったのだそうです。

ヘビと医学、不思議な組み合わせと思われた方もいるでしょうが、これで謎が解消した訳です。

尚、WHO(世界保健機関)のロゴもこのデザインで、ニュース映像で度々ご覧になっている筈です。

また、このマークは世界各国の救急車の車体に描かれていたり、軍隊の軍医や衛生兵の記章に採用されています。

調べて見ると、日本の自衛隊でも衛生科職種の記章にこのデザインが使われていて、正に医学のシンボルとなっていました。

本日の裏話は、医師のシンボルマークのクイズ問題から、医学とヘビと杖の歴史に付いてのお話でした。

蛇はその姿から、人々に嫌われる事が多かったのですが、医学との関わりを知るとイメージ・チェンジになりますね。

という事は「長いものに巻かれろ」も悪い事では無いようです。これからはヘビを怖がらず、愛する爬虫類としましょうか~?

国連への希望

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。

クイズは知識を競うゲームなので、日本に限らず世界の常識も記憶する必要があるのは当然ですね。

世界には多くの国が存在します。クイズの当時は一五九の国家が存在しましたが、そこで問題です。

第一四回のニューヨーク決勝戦での第一問が、ニューヨークのご当地問題でした。

問・ニューヨークの国連本部前には、国旗一五九本が立てられていますが、一番先頭の国旗はどこの国の国旗?

答・アフガニスタン

解説 世界は平等との意味も兼ね、アルファベット順に並んでいます。因みに一番最後はジンバブエでした。

国連は第二次世界大戦が終了した一九四五年、アルゼンチン、オーストラリアなど五一の国が参加して設立されました。

日本、ドイツ、イタリアは大戦の敗戦国ですから最初は参加する資格も無く、当然蚊帳の外といった状態でした。

日本の参加は一〇年以上も経った一九五六年で、初めて国連参加を認められたのです。

現在は世界平和を願う国、一九六ヵ国が加盟しています。

日本は経済大国と呼ばれているので、国連に対する負担金も驚くほど高額を捻出しベスト三に入っています。

因みに上位を上げると、一位が米国の22%で、六兆七八〇万弗二位は中国12%7で、三位が日本、8,5%二兆4000万弗

これだけの大金を払っていながら、戦争には人を出さないと非難を浴びていたのですからたまりません。

日本は憲法で「戦争放棄」決めているので、戦地に行くわけにいかないのです。

昨年はコロナ騒動で、世界中が戦争状態でしたが、我が国も同じく混乱状態でした。従って他国への助けは無理でした。

本日の裏話は、正月の話題として国連のクイズ問題から、現代の国連の状況を簡単にご紹介しました。

国連は世界平和のための組織です。その意味ではコロナ騒動に付いての「WHOからのコメント」は疑問が多かったですね。

何はともあれ昨年の事はキッパリ忘れ、新年は新たなスタートです。オリンピックも控え、良い年を迎えましょ~う。

 

お目出とうございます

謹賀新年。お目出とうございます。

今年も、アメリカ横断ウルトラ・クイズの裏話をご紹介して参りますので、ご期待ください。

本日は元旦なので、初心に帰り第1回の裏話をご紹介しましょう。第一回は昭和五二年に始まりました。

全国から四一八八名の皆さんが、北海道から南は九州の鹿児島から交通費自前で後楽園球場に集まって来ました。

当時の後楽園球場は、王選手の8百号ホームランに沸いた、注目の地だっただけに皆さん興奮していた事でしょう。

しかも、巨人軍の試合前の練習風景を見ながらのクイズです。王、長嶋監督と言った大スターが目の前で練習中です。

最初の放送ですから、球場を丸ごと借りる予算も無く、練習中の空き時間にスタンドを借りての収録でした。

テレビの制作費は視聴率次第で、当たれば莫大な費用を掛けられますが、最初の放送は低予算でガマンするのが業界の常識です。

その中で出された、代表的な問題はこれでした。

問・巨人軍長島監督の背番号は「3」である。①正しい ②誤り

答・②誤り

解説 長島監督は目の前に居るのに、挑戦者はその事に気が付かず、選手時代の背番号が頭に浸みこんでいたのでしょう。

意外な事に誤答する人がいて、福留アナのフォローに笑い出す勝者も居たくらいでした。

第一回が始まったのは今を去る四二年前。この年は一体どんな事があったのか調べて見ました。

流行では「インベーダーゲーム」の大流行でした。ゲーム時代の始まりですね。

次いで、今は携帯電話の時代ですが、その先駆けになったのが自動車電話です。東京二三区内で実施されたのがこの年です。

更に、子供から大人までみんなが大好きな「ドラえもん放送」が始まったのも、ウルトラクイズ元年と同じだったのです。

若い人にとっては、大昔に感じられるでしょうが、熟年以上の皆さんには四二年は昨日のようで「あっと言う間」ですね。

若い時には気が付きませんが、熟年から老人と呼ばれる年代になると一年が実に早く感じられるのです。

今日は新年初めての裏話でしたので、ウルトラクイズの開始された年に関するお話でした。

昨年は「コロナ騒動」で世界中が大混乱でしたが、新年を迎え今年はこれも収まって、良い年になって欲しいですね。

皆様揃って、良い年になるよう心からお祈りいたしま~す。