神話のお話で~す

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。

クイズですから、日本だけに限らず世界の常識につても知識を蓄える必要があります。

歴史、経済、文化など世界の出来事を豊富に蓄積すれば、勝ち残るチャンスが増えるのは当然でしょうね。

第6回のワシントンの準決勝で、世界の常識とも言える問題が出されていました。

問・ギリシャ神話に出て来る地上最初の女パンドラが「災いの詰まった箱」を開いた時、唯一残ったのは何?

答・希望

解説 パンドラの箱は、天からもらった箱で災害や病気などが詰まっていました。

箱を開けた途端、災害や病気などが飛び出したために急いで蓋を締めたので、希望だけが残ったとの神話です。

「希望」も一緒に飛び出さなくて良かったですね。仮に飛び出していたら、世の中は地獄状態になってしまったでしょう。

世の中の「森羅万象が」箱には詰められていたのですね。最初に箱を開けなければ、世界は永遠に平和だったという事ですね。

でも、世の中には悪い事もあり、それを防ぐ知恵が人間に生まれ発展したので、逆に考えれば開けたのも正解かも知れません。

物は考えようで「ギリシャ神話」は、実に良く考えられた物語と言う事が解ります。

我が国にも「日本神話」が存在し、これも神様の時代から世の中の流れを伝えているので人類の考えは似ていますね。

本日の裏話は、ギリシャ神話の「パンドラの箱」に関するクイズ問題から、箱の中の話でした。

「パンドラの箱」の言葉は多くの人が知っています。でも、中味の話までは知らなかった人もあり盲点となっていたのです。

本日の裏話は、ギリシャ神話の問題から「パンドラの箱」のお話でした。

「ギリシャ神話」も「日本神話」も神様が世の中を創造したという共通点があり、人間の考えは似ているものですね。

現在は、世界中が箱から飛び出した「コロナ菌」に混乱されています。

地上に登場した人間は「アダムとイブ」と伝えられているので、箱を開けた女は「イブ」と言う事でしょう。

彼らは「禁断の木の実」(りんご)を食べたり、神様の教えを守らない話が多く、正に人間のご先祖様らしいですね。

久しぶりに「神話」を紐解くと、結構楽しいので皆さんもいかがですか? 何故か童心に戻った気分で爽快で~す。

 

日本の食文化は多彩です

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。

一般常識は、日本人なら誰でも知っている知識と解釈すれば、皆が知っているべき事ですが、中には知らない人も居ます。

また、知っていたけれど忘れた人も居るでしょう。或は、瞬時に思い出せない人など様々です。

多分、知っているけれど瞬時に思い出せない問題をご紹介しましょう。第7回のハワイで出された問題です。

問・マグロの刺身、赤身はツゲ、では腹は何?

答・トロ

解説 一般に脂の多い腹肉は「大トロ」「中トロ」などと呼ばれ値段も高く、美味しいので好きな方が多いようです。

トロは知っていたけれど「腹の肉だったのか」との方に取っては、盲点だった問題ですね。

寿司は日本の代表的な料理で、現代では世界中に「寿司の店」が進出し人気を呼んでいます。

最近のニュースでは、タイ国に回転寿司の店が進出し、オープンの日には長蛇の列が出来た様子が報じられていました。

店員さん達は、寿司の基本的な知識を一週間で学び開店の日を迎えたそうです。

もっとも寿司は全部機械が握り、店員さんは握られた米の上にネタを載せるだけの仕事でした。

日本の寿司職人の修行は、そんな生易しいものではありません。一人前の職人になるには最低一〇年はかかると言います。

それだけに値段も他の飲食店より「高い」と言うのが日本人の常識と言えるでしょう。

本日の裏話は、寿司のマグロに関するクイズ問題から、現代の寿司に関する世界の事情に話が及びました。

そう言えば、コロナ騒動で一年以上も家族の外食を控えたご家庭が多い事でしょう。

寿司はスーパーでも売られていますが、でもやっぱりお店へ行って職人さんの握るのは味が違いますよね~。

結論はいつもと同じで、「コロナ騒動」が早く終わらないかです。その時には日本人なら先ずは寿司屋さんへ。

えっ?「そば屋が先だろう!」「天ぷら屋だ~」。確かに日本には美味しい外食屋さんが多く、我々は幸せな国民でしたね~。

 

サンマは炭で焼くに限ります

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。

一般常識は、日本人なら誰でも知っている知識で、これを知らない人は「常識外れ」と呼ばれてしまいます。

日本では、常識外れとのイメージが定着すると、仲間との付き合いもスムーズに行かないので、常識は必ず備えましょう。

第10回のモニュメントバレーで、誰でも知っている筈の常識問題がありました。

問・詩人、佐藤春夫の歌、「あわれ秋風よ、心あれば伝えてよ」に出て来る魚は何?

答・サンマ

解説 この詩の題名は「秋刀魚の歌」で、「今日の夕げに一人サンマを食らいて思いに深ける」とあります。

佐藤春夫は日本の代表的な詩人であり、気分的に寂しさを感じる秋の、素晴らしい作品と言えるでしょう。

サンマの漢字「秋刀魚」と書くくらい、日本人はサンマを食べる季節を待ち望む国民でした。

東京の目黒では、毎年旬のサンマを炭火で焼いて無料で都民の皆さんに振舞う習慣が根付いていました。

例年は、東北地方のサンマでしたが、昨年は不漁で北海道のサンマを漁協の協力で間に合わせたようです。

サンマは、七輪で炭で焼いて食べるのが最高です。でも近年はマンション住まいも多く、煙が出るので家庭で焼くのが困難です。

秋になると、街中でサンマを焼く匂いが漂うのが昭和の風物詩でした。平成時代にはこの景色も懐かしい思い出になりました。

最近では、サンマ漁が不漁続きです。原因は中国の人々が秋刀魚の美味さを知ったために、中国漁船の大量捕獲だそうです。

サンマは南の海で生まれ、北の海へ移動する習性があるようです。日本近海に来る前に数が減ってしまう訳です。

秋刀魚に限らず、鯨やマグロなど水産資源が減少するのが20世紀の重大問題でした。

これに関しては、国際的な組織も様々な規則を作っていますが、守らない国も在ったりして大変な時代を迎えます。

本日の裏話は、詩人の詩に関する問題から、サンマ談議になってしまいました。

結論は、炭で焼いた「旬」のサンマ。この味を知っているのは最高です。日本人に生まれて良かった~、と思える瞬間ですね。

まだ、春なのに秋の話とは、食い時の張り過ぎでした、ゴメン!

 

有名文化人の盲点です

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。

一般常識は、日本人なら誰でも知っている筈ですが、そうは行かないのが知識を競うクイズ番組です。

第11回のニュージャージーで行われた準決勝で、一般常識の盲点とも思える問題が有りました。

問・直木賞、芥川賞と言えば文学賞。では、吉田五十八(いそや)賞、BCS賞といえば何の賞?

答・建築

解説 吉田五十八賞は設計家に、BCS賞は建築物、建築家、施行会社の三者に送られる賞ですが、知識の盲点でも有ります。

吉田五十八は、明治二十七年に東京・日本橋の旧家に生まれ父親が五十八歳だったので、五十八の名を付けられたそうです。

建築家としては大正、昭和にかけて活躍。和風の数寄屋建築を独自に近代化した建築家でした。

代表作は数多くあり、戦後の歌舞伎座復興改築、吉田茂首相の大磯邸の原型の他、著名人の私邸も数多く手がけました。

要は、伝統的な日本建築と西欧の良い部分を取り入れた独自の建築風を確立した、日本を代表する建築家と言えるでしょう。

本日の裏話は、日本の有名人の盲点に関するクイズ問題で、建築界の父とも言える人物のご紹介でした。

建築界の大物と言えば、近代では丹下健三、黒川紀章の大物は故人となってしまいました。

現役では国際的に活躍する安藤忠雄さん。木材をテーマに印象的な作品の隈研吾さんが有名ですね。

特に隈研吾さんは、オリンピックで注目を集める国立競技場の建築にも参加しているので、今後世界に名が知られる事でしょう。

日本人は世界中の各界で活躍していますが、建築という文化の面でも知名人が増えるのは我々も誇らしい気分ですね。

この処、世界は暗い話ばかりでしたが、久々に明るい話が紹介出来たので本日は気分爽快で~す。